SEOとリスティング広告の併用「うちのホームページはSEO対策をバッチリやってるから、リスティングなんて必要ないよ！」「SEO対策なんて意識したことないけれど、リスティングのおかげで儲かっているザマス！」さすがにザマス口調の方はそうはいないと思いますが、同じようなことを考えているホームページ運営者の方、結構多いのではないでしょうか。
インターネットは、もはや発展という言葉を飛び越えてあって当たり前のものとして使用されています。そんな便利なツールがビジネスに利用されない訳はなく、利便性とアクセス性の高さ、そしてネット決済の充実などによって、今やネットショップから大企業まで、ありとあらゆる企業と個人がホームページを使っているのです。
ホームページの運営が一般的になってくると同時に考えるのは、「どうやってより多くの人の目に触れるか」「どうやってより多くの人をインターネットで集客し売上につなげるか」ですよね。
グーグルやヤフーなどの大手ポータルサイトの検索結果上位に表示されるように行われているSEO対策は、もはやあって当然のものとなっています。もちろん弊社マイクロWEBでも、SEO対策を前提にしてホームページ制作をさせていただいております。
ただ、当たり前のことをやっているだけでは埋もれてしまうのが世の常です。SEOとリスティング広告の併用を行うことで、皆さんのホームページ集客をより良いものにすることができるとしたら、どうしますか？
目次
SEOとリスティング広告の「SEO」
SEOとリスティング広告について、まずは簡単に説明しておきましょう。SEOというのは、検索エンジン最適化、要するにグーグルやヤフーなどで検索された際、検索上位に表示されるために行う対策です。コンテンツを良質なものにしたり、信頼されているサイトから被リンクをもらったり、デザイン、構成と様々な観点から検索エンジンのためにホームページを最適化します。
膨大なデータが1秒単位で増加し更新されていくインターネット上で、皆さんと同じジャンル、似たようなホームページが一つもないということはまずありません。たくさんある競合ホームページより目立ち、検索結果の上位に表示されるようになれば、検索エンジンを通してより多くの人の目に触れるため、ホームページにやってくる人が増えるという訳です。
SEO対策をこれっぽっちも施していないと、せっかくベストなキーワードで検索されても誰の目にも触れません。できるだけ目立つ場所を目指す、しかも、サイトの構造やデザインなどの基幹部分は弊社マイクロWEBのようなプロの任せていただき、後はコンテンツを更新していけば無料で宣伝広告ができるというのも魅力です。
SEOとリスティング広告の「リスティング広告」
SEOと対をなす、という訳ではありませんが、ホームページを宣伝するための広告にはリスティングというものがあります。検索連動型広告と呼ばれるリスティングは、関連するキーワードで検索が行われた際、検索結果画面のサイドや上部にホームページへのリンク広告を表示させることができる、という有料広告サービスです。
そう、リスティング広告は基本的に有料です。ここがSEOとは大きく違うところですね。ただ、通常の企業の広告のように、期間と大きさを決めていくら支払う、というものではなく、実際にその広告をクリックされた数をもとに支払額が決まるシステムになっています。広告になった分だけ支払うので、成果が大きく人気があります。
また、検索キーワードに関連した広告が表示されるため、なんとなくインターネットで検索しているというより、何か欲しいものがあって検索している人の目に触れることが多く、実際の商品購入や会員登録、資料請求に繋がりやすいというメリットを持っています。
さて、この二つのSEOとリスティング広告を合わせるとどんな効果があるのでしょうか。
SEOとリスティング広告の併用で宣伝効果は2倍3倍
SEOとリスティング、一見するとどちらも同じ広告で、SEOをしているなら有料でお金を払ってまでリスティング広告を出す必要がないと思ってしまいがちです。
ですが、この二つの宣伝を組み合わせて行うと、それまでのホームページ宣伝効果が2倍に、3倍にと大きくなるのです。
SEOのターゲットと効果
実は、SEOとリスティング広告では目標とするターゲットが違います。SEOは検索エンジンに好かれ、評価されるために行うものですが、実際には検索して来た人の役に立つようなコンテンツが評価されるようになっています。
ですので、「気になるけど詳しくないしなあ」「なんとなく気になるなあ」といったホームページや商品に感心の低い層をメインターゲットにして説明や解説を行うと効果が高いのです。関心の低い層がSEOによって興味を持ってくれれば万々歳ですよね。
それに、詳しく解説してくれたこのホームページから購入しよう！ となる場合も考えられますし、そうでなくてもホームページにやってきた人に悪い印象を与えないため、印象アップにもつながります。
ただし、SEO対策が一般的になってきている現在、簡単なキーワードで上位表示されるというのは実質不可能です。体力と歴史のある大企業に勝てないのは当たり前です。そのため、ホームページのジャンルによっては中々日の目を見るのが難しい場合もありますので、SEOだけでは不足なのです。
リスティング広告のターゲットと効果
リスティング広告は、関連したキーワードの検索結果に連動して表示されます。どういうことかと言いますと、「○○を買おうと思っているけど、どれが良いかな」「○○が安いのはどこだろう」というふうに、実際にかなり強い興味関心を皆さんのホームページやそこで提供しているサービス、商品に抱いている場合が多いのです。
例えば、車が欲しい人がいたとします。SEO対策は、車が欲しい人に新車と中古車の違いや、中古車の選び方、車のスペックの見方などを教えるコンテンツを作ることで上位表示され、中長期的に顧客を育てます。
しかし、○○という車を中古で欲しい！ という人は○○+中古車+価格といったふうに詳しく検索しますよね。その検索結果に中古車を扱っている皆さんのホームページのリスティング広告が表示されていれば、やってきた人が車の購入まで行き着く可能性が高い、という訳なのです。いわば、短期的な顧客を刈り取るのがリスティング広告の目的です。
SEOとリスティング広告の併用がお得
SEOとリスティング広告の併用を行うということは、単純にインターネット上で皆さんのホームページが表示される頻度が増えるということですよね。宣伝方法が一つよりも、二つあった方が認知度が高まるのは自然なことです。
それに、両方を組み合わせて使えば、SEO対策でなかなか上位表示されないホームページでも認知度を上げることができます。もしもSEOで上位表示され、さらにそこにリスティング広告が表示されるような人気ホームページなれば、画面の中でもひときわ目立ちますよね。
一つだけポツンと表示されるより、ずっと集客力は良くなります。リスティング広告は成果型なので、効果的にキーワードを設定すれば損をすることもありません。
SEOとリスティング広告の併用で、お得にしっかり宣伝しましょう。
