
アクセス解析と言われて、すぐにピンと来る方、いらっしゃいますか? そうであれば、皆さんはホームページ運営に関してとても意識が高いということになります。素晴らしいことですね。
ですが、中にはアクセス解析とはなんぞや? という方もいらっしゃるはず。そこで、今回はホームページ運営、というよりホームページの問題点の洗い出しや改善を行う上で大いに役立つ、アクセス解析とはなにか、アクセス解析を見てどういうことをすれば良いのか、なんてことについて説明させていただきます。
アクセス解析を知ればなにも怖くない! なんてことはありませんが、アクセス解析を上手に使うことができるかどうかで、皆さんのホームページのコンバージョン率やアクセス数には大きな違いが出てきます。
成果の大きいホームページ、息の長いホームページを続けていくために、今の内にアクセス解析について知っておきましょう。
目次
アクセス解析とは
そもそも、アクセス解析ってなにもの? という方のために簡単に解説を入れておきましょう。
アクセス解析というのは、皆さんのホームページに「どこ」から人が来たのか? 「どうやって」来たのか? 「どんなふうに」ホームページの中で動いていたのか? などなど、やってきた人、つまりアクセスの動きを管理者が把握するためのツールです。
代表的な例で言うと、世界で最も有名な検索エンジン、Googleもアクセス解析を提供しています。
ふつうのお店、例えば飲食店や小物を売るお店だと、お客さんと直に触れ合うことができますよね。雑談をしながら「今日はどちらからいらしたんですか?」なんて情報を聞き出して、それを役立てることもできるでしょう。
ですが、インターネット上では、基本的にホームページにやってきた人とやり取りをすることはありません。
もちろん、資料請求や会員登録、もしくは商品購入などのコンバージョンがあればそれがコミュニケーションになるのですが、手に入れることができる情報は限定されていますし、素通りして帰ってしまう人のことまではわかりません。
インターネットでは、そうした一種の「言葉になっていない声」を拾い上げることでニーズをとらえたホームページ運営やコンテンツの更新をすることができます。
アクセス解析は、そのために必要なものなのです。
アクセス解析を極めると
アクセス解析を極めると、どんなことができるかご紹介しましょう。
アクセス解析では、本当にいろんなことをデータ化して自分の目で把握することができます。こうしたデータを効果的に使うことで、皆さんのホームページをブラッシュアップすることができる訳です。
例えば、
「アクセス数は十分にあるんだけど、どうにもコンバージョン率が上がらない・・・」
「どうして人が来ないんだろう。もっとアクセス数を増やしたい!」
といった悩みを持っている時などに役立ちます。アクセス数が十分にあるのにコンバージョン率が低い。データとしてはただ事実を示しているだけですが、そこから「どうしてコンバージョン率が低いのか」という理由を見つけ出せば、対処することができますよね。
なんのデータもなく、ただひたすらコンテンツを増やしたり、差し替えたりするよりも、「こういう変更をしたらこんな反応があった」ということまできちんとデータで把握することができるのです。
ですので、正しく使えばどうやればより良いホームページにすることができるのか、というノウハウや経験を積み重ねることができます。
こうした経験は、誰かに説明されるよりも、自分で実際にアクセス解析を使ってみて、それに対応するということを行わないと身につかないものなので、皆さんのスキルアップに大いに役立ってくれるでしょう。
アクセス解析を極める!
それでは、アクセス解析を極めるために必要なことをいくつかご紹介していきます。
はじめに皆さんに理解しておいていただきたいのですが、アクセス解析というのは、皆さんのホームページにやってきた人の行動などをデーターにしたものに過ぎません。
アクセス解析を見ればなにをどう改善すれば良いかわかる! なんてものではないのです。大切なのは、アクセス解析をどう読み解くのか、アクセス解析を見て、そこにある意図をどう考えるのか、ということ。
つまり、皆さんの分析力、想像力が大切になります。
どんなに高度で細かいデータが揃っていても、どう分析するかによって、取るべき対応は変わってきます。アクセス解析というのはいわば参考資料のようなもの。
データを見て、それをどのように活用するのか? ということを常に考えてアクセス解析と向き合うことをこころがけましょう。
・数字をだけを見ない
アクセス解析は、数字でしかありません。ですので、例えばあるページの直帰率が高かった場合、数字だけを見て「このページは直帰率も高いし、コンバージョンにもつながらないから削除しよう」と思うのは間違いです。
直帰率がなぜ低いのか? どういうところからアクセスが来ているのか? 他のページとの差はあるのか。こういったホームページ全体のコンテンツやレイアウト、やってきた人の考えを想像して対応を決めなければなりません。
例えば直帰率が低い場合、内容はとても良いのに、タイトルがコンテンツとマッチしていなくて、タイトルだけを見て帰ってしまう人が多いのかもしれません。
そういう場合は、タイトルを差し替えたり、見やすいレイアウトに直したりといった対応で、直帰率を改善することができますよね。
大切なのは、どうしてこの数字になっているのか、を考えることなのです。
・アクセス解析とホームページをすり合わせる
アクセス解析を見てどのような対応をしていくのかは、ホームページの運営者の肩にかかっています。
アクセス解析を見てホームページを改善していくのはとても良いことなのですが、それに当たって一つ考えるべきことがあります。先ほど触れたことともかぶるのですが、アクセス解析の結果と、ホームページをすり合わせることです。
どういうことかと言いますと、数字が悪ければホームページのどこに原因があるのか、数字が良い場合はどんなところが良い結果に結びついているのか、自分の中で体系立てて考える、ということです。
ホームページを運営していて、一定の成果を出していくためには成功する法則のようなものを自分でつかむ必要があります。「適当にやっていたらたまたま上手くいった」「渾身の力作だったのに全くウケない」こうした、偶然を、自分でコントロールできるようにならなくてはなりません。
アクセス解析のデータを参考にして、ホームページを見て、どこが良いのか悪いのかを把握すれば、次にどんな対応を打てば良いのかが自然と見えてきます。
アクセス解析をしているのに、良くわからないから適当に対応する! というのが、一番いけないことなのです。
アクセス解析は便利な武器
アクセス解析は、ホームページのアクセス数アップやコンバージョン率向上ためにとても役に立つ便利な武器です。ですが、武器である以上、扱う人の技量によって導き出される結果は常に変わってきます。
だからこそ、アクセス解析をする上で、皆さんには常にデータとホームページ、その時の流行りなどを敏感に察知する能力を持っていただければ、と思います。
アクセス解析を極めて、ホームページを大いに盛り上げましょう。