プロデザイナーという職業はどの世界でも引っ張りだこですし、専門学校があるくらい一般的なものですから、その魅力そのものを否定することはできません。
特に、女性向けのホームページを作ろうと思っているのであれば、売上を延ばすためのデザインは重要です。デザイン一つでホームページの印象は大きく変わってしまうからです。ここでは、プロデザイナーによる売れるデザインの必要性と効果について説明します。
目次
技術の発展は結果と直結しない
いきなり分かりにくい小見出しで申し訳ないのですが、現在デザインを軽視している気持ちがある方にぜひ知っておいていただきたいのが、このタイトルの言葉なのです。
技術の発展、特にIT技術を始めとしたパソコン関連機器の発達には目覚ましいものがあります。10年前に、「将来、パソコン並の速度でインターネットできる、手のひらくらいの大きさの端末が大流行するよ。しかも、その端末にはダイヤルキーがついてなくて、タッチパネルになってるんだ」なんて言ってもほとんどの人は信じないでしょう。
ですが、今ではスマートホンは一般的なツールです。ご高齢の方だって使っていますよね。このようにすさまじい勢いで進化を続ける技術の中には、もちろんデザインを助けるためのツールも含まれています。
高性能な画像処理ソフトに高解像度のペンタブ、それにフリーの画像処理ソフトだって市販品に劣らない高機能なものがたくさん提供されています。だからと言って、使いこなすことができるかは別の話なのです。
「餅は餅屋」の精神が成功のコツ
こういった技術の発展と共に考えてしまうのが、「素人だけど、便利な道具があるからプロと同じことが簡単にできるだろう」という思い込みです。デザイナーだけでなく、ライティングや写真でも同じことです。
ただ、どんなに便利で高機能なツールがあっても、それを使いこなす知識、ノウハウ、センスがないと結果にはつながりません。自分にもできそう、という理由でデザインをケチったり、むちゃくちゃな条件で外注をお願いしたりすると、そのしっぺ返しは必ず皆さんの元へやってくるのです。
一口にホームページのデザインと言っても、配色をどうするか、割合は、イメージカラーはどの色が良いか、他のサイトと似たようなものになっていないか、かわいいのか、格好良いのか、それでいて使いやすいのか。気にすべきところはたくさんあります。
餅は餅屋という言葉がありますよね。しっかりとホームページで成果を上げるために必要なのは、自分ひとりで全て頑張ることではなく、それぞれの分野のプロの力を借りて、それをきちんと一つにまとめ上げることなのです。
ホームページのデザインに関しては、プロデザイナーによる売れるデザインをお願いした方がずっと楽ですし、効果的です。
プロデザイナーによる売れるデザイン、は難しい
デザインという言葉を聞いて、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。前衛芸術のようなもの、現代アートのようなもの、いろいろあると思いますが、実は、売れるホームページに必要なデザインというのは少し違います。
絵画や彫刻などであれば、個性的で前衛的なものが評価されることもありますよね。デザイン、それもプロに頼むとなるとついつい「世界にたった一つだけの、オリジナリティ溢れていながらスタイリシュなホームページのデザインにしてください」と言いたくなるものですが、ちょっと待ってください。
突き抜けてスタイリッシュ、オリジナリティに溢れすぎていてアーティスティックなデザインでいっぱいのホームページに、皆さんは頻繁に足を運びたいと思いますか?
ホームページにおいて何よりも大切なのは、分かりやすいことです。どこに何があるかわかる。何をどうすれば良いのかわかる。良いものなのか良くないものなのかわかる。
前衛的なデザイン、オリジナリティあふれるデザインのような、ある種「わかる人にだけわかれば良い」というものは、大多数の人には受け入れられないのです。
そして、こういう多くの人に受け入れらやすいデザインを作ることができるのは、プロデザイナーの中でもインターネットやホームページ制作に詳しい人たちです。だからこそ、弊社のようにオリジナルデザインまで提供しているような業者が、売れるデザインという結果を出すことができている訳です。
デザインと利便性はつながっている
プロデザイナーによる売れるデザインと言っても、ことがホームページとなると他にも考えるべきことがあります。それは、デザインがホームページの印象を左右するものではあるものの、あくまでホームページの一部にしか過ぎない、ということです。
前衛的だったり奇抜すぎるデザインでは、使いにくいということは先ほどお話しましたよね。基本的に、少数の理解を得られれば良いというようなデザインは、売れるデザインとは言えません。
そして、売れるデザインというのは、それなりにオリジナリティがありつつ、ホームページの中を移動したり注文をしたり、コンテンツを読み進める際の邪魔にならない、さりげない利便性と直結しているものなのです。
プロデザイナー単体に頼んでも上手くいかない場合がある
プロデザイナーによる売れるデザインというのは、実際のところデザインだけで完結しているのではなく、サイトの構成やコンテンツの内容、想定しているターゲットの年齢やイメージといった様々なものと組み合わさって初めて生まれます。
極端な話ですが、20代の女性向けに、美味しいスイーツのネット販売を行うネットショップを運営する時、黒や赤色をイメージしたドクロや十字架が空を舞い飛んでいるような刺々しいデザインにしてしまうと、スイーツが売れる訳がありませんよね。
ただし、こういった刺々しいデザインが向いている場合ももちろんあります。要するに、売れるデザインというのはバランスが大切なのです。
例えばサイトの構成は自分で行う。コンテンツに関してはライティングを外注する。デザインに力を入れるためにプロデザイナーに頼む、とバラバラに発注すると、上手くホームページの全体像が噛み合わなくなってしまいます。
一つ一つが良いものであっても、全体のバランスが取れていないと「刺々しいデザインに、説得力はあるけれど研究論文のような固い口調のライティング、そして分かりやすいサイト構成」という良くわからないものが出来上がってしまいます。
ホームページを制作する時は、全ての要素をきちんと一つのコンセプトによっって管理しまとめる必要があります。個人で行うより、弊社をはじめとするホームページ制作業者が高い評価をいただいているのは、こういったホームページ全体のコンセプト管理をしっかりできるからです。
特に、弊社では1000種類を超える高品質なデザインテンプレートと、オリジナルのデザインを提供しています。この機会にぜひ、プロデザイナーによる売れるデザインを実感してみませんか。