SEOってなに？から始めよう
「SEOってなに？」というのは、案外色んな方が思っていることではないでしょうか。ちょっとインターネットで情報収集していると、良く目に飛び込んでくる怪しげな英単語。友人との会話では「あぁ、SEOね。SEO。あのホームページのやつ」なんて言葉を濁してそれとなく話題をずらしてしまう例のアレです。SEOなんて言葉聞いたこともない、という方や、今までごまかしてたけど、実はSEOってなんなのか良く分かってない。そんな皆さんに向けて、今回はSEOとはなんぞや、ということを説明していきましょう。
特にこれからホームページ制作をして、自社や自分、自身のビジネスの宣伝をしたい。ネットショップを開業したいなんて方には必須となる知識です。ぜひ軽く覚えていってください。
目次
SEO対策とは
SEO対策、なんて言葉がありますよね。正式名称で言うと、SEOはSearch Engine Optimization、検索エンジン最適化、という英語の頭文字を取って生まれた略称です。
一見すると何をするのか良く分からないこのSEO対策は、要するにインターネット上でいかにしてより多くの人の目を引くか、人を集めるのか、という工夫を施すことでを意味しています。
ネットの世界はとてつもなく広大で、自ら積極的に目立とうとしないと、あっという間に同じような会社、同じような事業、同じようなホームページに埋もれていってしまいます。
もしも同じくらいのクオリティのホームページが1000件あったとして、皆さんのホームページが1000件目に表示されるのであれば、キーワードを検索してやってきた人は見向きもしないでしょう。検索してすぐに出てくるホームページを訪れればそれで事足りるからです。
現実にあるお店も同じで、同じくらいの味のパン屋さんがあったら、山奥にある支店に行くより繁華街の駅前にあるお店の方が繁盛しますよね。いわば、この場所取りを制するための技術、ノウハウがSEOなのです。
SEOは常に更新されている
SEOは、検索エンジン最適化のことだと説明しましたよね。そう、勘の良い方はもう分かっているかもしれません。SEOというのは、グーグルやヤフーといった大手検索エンジンへの対処なのです。
こうした検索エンジンは、インターネットの世界に無数に散らばっている数多のホームページをかき集め、キーワード一つで検索することができるようにまとめています。
検索エンジンとしては、キーワード入力をして表示させたサイトが本当に情報を探しにやってきた人にとって役立つものであれば、評価が上がり、より多くの人に使われるようになります。
より信頼でき、よりコンテンツが豊富、より詳しく、より面白く、より人気がある。そんなホームページばかりヒットさせることこそが目的なのです。そのため、検索エンジンはとても多くの評価項目を作り、色んな方向からホームページとチェックしてどれくらいの位置に表示するか決めています。
これをアルゴリズムというのですが、アルゴリズムは常に更新されているのです。そこには、SEO対策とアルゴリズムの改変のいたちごっこが隠れています。
ちょっと昔のSEO
グーグルの検索アルゴリズムは、2012年に大きな変化をしました。ぞくに言う、パンダアップデート、ペンギンアップデートと呼ばれる変化です。このアップデートが行われる前は、SEOの評価基準を逆手に取り、実際には何の役にも立たないホームページやアフィリエイトなどを目的としたサイトが上位表示される、といったことが行われていました。
インターネットをさまよっていて、たまに見かける意味の分からないブログなどがそれです。ただ、役に立たないホームページが検索結果を独占していると、本当にその情報が欲しくて検索をしている人にとっては迷惑です。
そこで、検索エンジンも大幅な進化をし、その結果中身の無いホームページ、実態のないホームページはどんどん弾いていくようになりました。
その他にも、細かな最適化はいつも行われています。検索エンジンのアルゴリズムが変化する度に、ホームページが上位表示されるように対策を施していく。それが、現在のネット事情なのです。
SEO対策はホームページを良いものにしてくれる
ここまで読み進めると、何だかSEOとSEO対策はとても面倒なものだと感じるかもしれません。しかし実際にはSEOの条件がより細かく厳しくなればなるほど、対応するためにSEO対策をすればするほど、ホームページが良くなっていくことでもあるのです。
検索エンジンの目的は、検索してきた人の役に立つ情報に案内してあげることです。そう、SEO対策をバンバンやっていって検索キーワードで上位に表示されるようになるということは、皆さんのホームページは「役に立つ」と思われているということでもあります。
実現するのは難しいですが、こうした流れがどんどん続いていき、インターネット上が便利で、信頼でき、良質なコンテンツにあふれたホームページばかりになれば、ホームページを運営する側も、ホームページを検索する側も、ホームページを評価して案内する検索エンジンも得をするのです。
SEOを大別しよう
ただ、SEO対策をする！ と言っても何をやれば良いか分かりませんよね。SEO対策において、重要な二つの要素を紹介します。内的要因と、外的要因です。これまた馴染みのない言葉が飛び出てきたと思うかもしれませんが、そんなに難しいことではないのでご安心ください。
内的要因とは、ホームページを作り管理する側の努力でなんとかできるもの。HTMLコードやCSS、記事のタイトルやコンテンツに使われている文章のこと。
外敵要因とは、ホームページにやってくる人の動きや、リンクの流れといった運営側からは操作しにくいもの。被リンク数や被リンク先の信頼度、コンテンツの充実度、検索エンジンからホームページに行った人がどのくらい滞在したか、などです。
SEOを考えるにあたって、この二つの大きな要因を外すことはできません。内的要因SEOをどのくらい充実させるのか？ 外的SEOにどのくらい力を裂くのか？ といったバランスも重要になってくるので、実際には何も考えずにホームページを更新していれば何とかなるようなものではないからです。
SEOを業者にお願いするか、自分でするか
皆さんがホームページが欲しいと考えているのであれば、SEOを意識しないわけにはいきません。何のSEO対策も施していないホームページは淘汰されてしまうからです。
ただ、自分の力でホームページを生み出し、デザインをし、構造を最適化してSEO対策を行い、さらに日常的に管理して更新していくというのは並大抵のことではありませんよね。
多少のお金はかかるものの、現在ではSEOも含めて格安でホームページ制作を請け負っている弊社のような業者もたくさんいます。長い目で見れば、サイトの構造やホームページのスタートダッシュはSEOのノウハウを持った業者にお願いし、その後は更新を繰り返してコンテンツを充実させていく。
それが、最も時間もかからず現実的にホームページを人気にする方法です。もちろん、どんな選択肢を選んでも必ず成功する、失敗するなんてことはありません。末永く付き合っていける予算に合った業者選びもSEOの一つです。
